すい臓がんの病期分類

●すい臓がんの病期(ステージ)

体の中のガンが現在どのくらい進行しているのか、その程度の進み具合をあらわすのに病期(ステージ)と呼ばれるものが使われています。病期はおおまかにIからIVの四段階に分類されていますが、日本のすい臓学会が定めたものと国際的に使われているもの(UICC分類と呼ばれる分類法です)では内容が多少異なっています。現在は両方とも使われています。

●日本膵臓学会の分類

<日本膵臓学会>

○ステージI
がんの大きさが2cm以下で膵臓の内部に限局している。

○ステージII
がんは膵臓の内部にとどまっているが、大きさが2cm以上あるか、第1群のリンパ節の転移にとどまっている。

○ステージIII
がんは膵臓の外へ少し出ているが、リンパ節転移はないか、第1群(注)までに限られている。または、がんは膵臓の内部にとどまっているが、リンパ節転移は第2群まである。

○ステージIV がんが膵臓の周囲の臓器・器官を巻き込んでいるか、離れたところまで転移がある。

※リンパ節転移の場所を解剖学的な距離により分類し、近い方から順に第1群、第2群、第3群とされています。

●UICC分類

<UICC分類>

○ステージI
がんが膵臓の内部にとどまり、転移はない。

○ステージII
がんは膵臓の周りに少しだけ延びているが転移はない。

○ステージIII
膵臓の状態はI・II期と同様であるが、周辺のリンパ節に転移がある。

○ステージIV
膵臓の腫瘍が胃・脾臓・大腸・大血管にまでおよぶ。または、膵臓から離れたところに転移がある。

ステージIV-a がんが周囲臓器や脈管へ軽度広がっているという状態。

ステージIV-b がんが膵臓から遠く離れたところまで転移している 。

 
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